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「成績を上げる」もちろん、定期テストの点数・順位を上げることですが、
埼玉県の場合、中1からの通知票が高校入試の内申点になります。
したがって、「成績を上げる=通知表の評価を上げる」とお考え下さい。

通知票の成績は爆上げできます❗️

Aさんの事例。
ある塾生の通知票です。
赤の部分が入塾前と入塾直後。

*ご本人と保護者様の許可を得て掲載させていただいております。


こんなことが本当に起こるんです。

国語 3→4
社会 3→5
数学 3→5
理科 3→5
英語 3→5

入塾時期は、2学期の期末テストが終わってから。
1学期「4」→2学期「3」
順当に成績が下がりました。
これはよくある話ですね。
「起死回生」を狙って、アビリティに入塾。
入塾後の最初のデビュー戦は、
学年末テスト。

学年末テストは年5回の定期テストで一番難しいですね。
試験範囲は広い、内容も難しい。
例えば数学。1学期はほぼ計算だけなので何とかなりますが、
学年末は関数・図形がメインです。
他の教科も同様です。
しかし、「3」から一気に「5」です。
これが成績の爆上げ。
アビリティの目指す塾はまさに ここ。
成績アップしか考えていません。

*もちろん、本人の頑張りがあってのことです。

ちなみに内申点は「学年評定」です。
1学期から3学期までの全ての成績を総合的に評価。
手遅れになる前にぜひご相談下さい。
90点をとっても「5」がつかない? なぜ?
では、早速「5」をとるためにどうすれば良いのかという話をしていきます。
まず、中学校の成績評価の方法をご説明します。

★評定(成績の付け方)は、単純に定期テストの結果で判定するものではなく、新学習指導要領に定めれたた3つの観点を元に評定されます。

①主体的に学習に取り組む態度
②思考・判断・表現
③知識・技能

観点別に①②③をABCの3段階でまず評価して、その上で5段階評価で評定します。

例えばこんな感じです。(あくまでも事例です。)

5 AAA

4 AAB ABB AAC
3 ABB BBB BBC ABC
2 BCC ACC
1 CCC

★評価の方法については下記の場合が考えられます。

①主体的に取り組む態度 
挙手・発言・提出物・忘れ物・授業態度・レポート提出など

②思考・判断・表現
定期テストの記述問題・レポート提出など

③知識・判断
定期テスト

では、なぜ、90点でも「5」が獲得できないのか?
「5」をとるための解決策は?


「5」を獲得するにはAAAの評価が必要です。
90点をとる生徒ですので、学校の授業態度も提出物も良好と考えられます。
おそらく減点要因は下記の2つが考えらます。

①授業中に発表をしない。
 そのため、「主体的に学習に取り組む態度」がBになってしまうケースです。
 静かなお子さんほど苦労する時代になってしまいました。
 ぜひ、授業中に頑張って発表をしてみてください。
 
「あの子が発表してくれた。」学校の先生も嬉しいはずです。
 思わずA評価をつけたがるでしょう。
 どうしても発表ができないというお子さんは、提出物のノートを工夫されると良いでしょう。
 ただ、板書内容を書き写すのではなく、メモする・感想を書く・追加で書く・・・など
 ノートに工夫が見られる場合は加点材料になるかと思います。

②定期テストで記述問題や思考力を見る問題で点数があまりとれていないケースです。

 定期テストの点数は、観点別に小計されることが多くなりました。
 同じ90点でも、記述や応用問題もしっかり点数が取れている場合は、
 思考・判断・表現が「A」になります。

 90点で「4」の場合、思考・判断・表現が「B」になっている、
 ABAというパターンが多いのではないでしょうか?

 思考問題を取るためには、学校のワークをただ暗記するだけでダメです。
 「なぜそうなるのか?」
 まさに、自分で教科書を調べる、自分で考える、
 自分で勉強するスタイルが必要なのです。
 人から教わる勉強を続けているだけでは、思考・判断・表現はAになりません。
 アビリティで、あえて教えないテスト対策をするのはこのためです。
 このスタイルに慣れてしまえば、成績爆上げも決して夢ではありません。

都内公立中学校の評定状況の割合

埼玉県ではありませんが東京都の事例でご説明します。

右の表は「令和4年度選抜の調査と令和3年度選抜の調査における
都内公立中学校等の評定状況についての比較」です。
東京都では、5段階評定の割合を公表しています。

令和4年度を抜粋します。

国語
5(12.8%) 4(25.2%) 3(46.2%)
2(12.5%) 1(3.2%)

社会
5(13.9%)  4(24.1%) 3(43.9%)
2(14.4%) 1(3.0%)

数学
5(13.9%)  4(23.0%)   3(43.5%)
2(15.2%)  1(4.8%)

理科
5(13.0%)  4(23.4%) 3(46.2%
2(13.9%)  1(3.6%)

英語
5(14.9%)  4(21.9%)  3(42.8%)
2(16.1%)  1(4.2%)

やはり、「3」が最も多く、次が「4」ですね。
「5」が「2」とほぼ同じぐらいということでしょうか?


一概に比較できませんが、1学年200人の中学校で「5」を取るためには、
上位何位まで入ればいいのか計算してみたいと思います。
東京都が発表しています「9教科の合計」で算出します。

「5」12.8%
26人(上位26位以内まで)

「4」24.6%
49人(上位75位以内まで)

「3」46.7%
93人(上位168位以内まで)

「2」12.4%
25人(上位193位以内まで)

「1」3.5%
7人(上位200位以内まで)


絶対評価なので人数は無制限ですが、
相対的についているのが現状ではないかと思います。
このように考えていきますと、

「5」をとる場合、1学年200人規模の中学校であれば、
上位30位以内を目指す必要がありますね。
「4」を目標とする場合は、上位80位ぐらいです。

一つ気になるのは「3」ですね。
「2」と「1」が30人程度ですので、
同じ「3」であっても、どの順位で「3」なのか?が重要です。
普通程度なんだと安心することもできないようです。
「3」は平均点・真ん中の順位ということでもないのです。